今放送中の「大豆田とわ子と三人の元夫」というタイトルに、
- バツ3って一体どんな性格の悪さなの?
- 元夫と離婚後もやりとりがあるのがすごい
- 家庭内でストレスがたまっているのでドラマで共感したい。
なんて現実的な考えが頭をよぎります。
そんな事しか浮かばない自分にげんなりしますが…これが私の頭の中なのです。
でも、実際離婚・離婚は一人ではできないですし。
それに
- 離婚は交通事故のようなもので10:0でどっちが悪いなんて事はない
- 当人同士にしか分からないのが夫婦の問題
なんて言われていますよね。
きっと何かしら夫婦間で折り合えない部分があったのでしょう。
しかも、元夫のタイプがそれぞれ違うので、外見に惹かれて結婚したとも思えないのです。
ある程度は元夫たちの中身も見ていただろうに。
なぜ?
その元夫たちは
- 1番目の元夫:田中八作(松田龍平)
- 2番目の元夫:佐藤鹿太郎(角田昇広)
- 3番目の元夫:中村慎森(岡田将生)
という豪華顔ぶれなんです。
バツ3の大豆田とわ子を演じるのは松たか子さんです。
そこで、バツ3の大豆田とわ子はどんな人物なんだろうという事に注目しながらドラマを見てみると、思いのほかというと失礼ですが、1話目から結構ハマりそうな予感がしました。
きっと性格に難ありなんだろうと思っていた大豆田とわ子ですが、静かで品のある美しさの中にとんでもない可愛さが潜んでいるという印象そのままでした。
他にも
- ジワリジワリと引き込まれていく感じ
- 言葉遊びする独特な台詞回し
- テンポよいキャストたちの掛け合い
- 日常生活でのふとした疑問を面白く取り込んでいる
- たまにホッコリさせてくるネタもあり
で、想像していた内容とは全然違いました。
毎回名言が飛び出すのですが、1話目の「言葉にしたら言葉が気持ちを上書きしちゃう」には深く共感しました。
これって、どんな時にでも当てはまるよねって。
言葉にも魂が宿るなんて言いますが、自分に言い聞かせる時や楽しい時は思わず叫んでしまったりします。
それをサラッとまとめたこのセリフが頭から離れません。
第2話まででこの状況なので、今後もっともっと期待できそうです。
さすがに坂元裕二さんの脚本だなと改めて実感です。
キャスト、ナレーション、脚本、演出、音楽全てが私の中で満点です。
エンディングも毎回変わるので最後まで見逃せないんです。
取りこぼすとなんだか損した気分になるほど面白いです。
4月から新ドラマが始まってまだ迷子中の方には、ぜひぜひ見ていただきたいオススメの作品ですよ。
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